二人の門出に思うこと

2018年12月15日

私は議員と幼稚園園長の両立をしております。この度、幼稚園の職員が一生の伴侶を得て、めでたく結婚式をあげました。仕事は続けてくれるということなので、職場での「働き方改革」も必要となります。現在うちの園では2名の教諭が育児休暇で子育て中です。今回のように生涯の伴侶を得て結婚した教諭もおり、私生活も仕事も充実して、益々張り切って仕事に励んでくれると大いに期待しておりますが、仕事と家庭の両立はなかなか大変です。家族や周囲の方々の協力がなければなりません。

 

この「働き方改革」は今、男性にも女性にも必要になってきました。高齢社会で労働人口は減少の一途となり、60歳定年が65歳まで延ばされ、もうすぐ70歳になるかもしれないのです。過去の「エコノミックアニマル」と言われた時代の働き方では、体がもちません。実際に団塊の世代の方々は、定年と同時に倒れてしまう方も多く、酷使した体が悲鳴を上げているのが現状のようです。

 

性別や年齢を超えて、全ての人が仕事も生活も楽しくできる、というワークライフバランスを目指す時代がやってきます。教職員が楽しく仕事ができる環境整備に努めることによって、子どもたちや保護者の方々も楽しく幼稚園に来てもらう。それが我々設置者の役目だと考えます。みんなの幸せを願って、職員も子どもたちも保護者様もサポートしていきます。